ダンプトラック

百科事典マイペディア 「ダンプトラック」の意味・わかりやすい解説

ダンプトラック

ダンプカー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のダンプトラックの言及

【建設機械】より

…内燃機関の利用は,20世紀に入って,アメリカでガソリンエンジンがキャタピラ式トラクターに導入されたのに始まるが,その後,ディーゼルエンジンがこれに代わり,掘削機,トラクターおよびグレーダーの動力源として重土工作業を飛躍的に発展させた。また,ゴムタイヤの発達により,ダンプトラック,ワゴンおよびモータースクレーパーなどが出現し,土砂の高速運搬が可能となった。とくに第2次世界大戦中,アメリカでは太平洋の島での飛行場建設などに関連して,ディーゼルエンジンを搭載した大型ブルドーザー,大型ダンプトラック,パワーショベルなどの大型建設機械が開発されたが,これら大型建設機械を用いた施工技術は,戦後における大ダム建設,高速道路建設などの基礎となったものである。…

【ダンプカー】より

…【西松 裕一】(2)貨物自動車のうち,土砂,砂利,岩石などの運搬に使用し,油圧動力によって荷台を傾斜させて荷降ろしをするもの。正しくはダンプトラックdump truckという。荷台を後方に傾斜させるリアダンプトラックおよび側方に傾斜させるサイドダンプトラックが一般的であるが,そのほか,荷台の底が開き,乾いた砂,石炭などを層状にまき出したりホッパー下方に投入するボトムダンプトラック,荷台を持ち上げて後方左右に荷降ろしするリフトダンプトラックなどがある。…

【トラック】より

… 以上がJISによる分類であるが,このほかにも種々分類することができ,例えば荷台形式によって分ければ,荷台の周囲の側板(あおり板)が両側面および後方に開閉できる三方開き型,荷台後部のあおり板のみが開閉できる一方開き型,あおり板がなく長尺重量物などの運搬に適するプラットホーム型などがある。また,油圧により荷台全体を傾斜させることができるものはダンプトラック(いわゆるダンプカー)という。石油,薬品などの液体を大量輸送するための専用のタンクをもつトラックは,タンクローリー車と呼ばれ,これには安全上の種々の規制が設けられている。…

※「ダンプトラック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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