ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェシャー」の意味・わかりやすい解説 チェシャーCheshire イギリス,イングランド中西部の旧県名。1974年の自治体再編により,それまでのチェシャー県の北部がマージーサイド,グレーターマンチェスターの両地域とダービーシャー県に分離され,ランカシャー県の一部が編入された。1998年にウォリントンとホールトンが単一自治体(ユニタリー unitary authority)となって分離し,2009年にチェシャーイーストとチェシャーウェスト・チェスターの 2単一自治体に分割されて廃止。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「チェシャー」の意味・わかりやすい解説 チェシャーちぇしゃーCheshire イギリス、イングランド北西部に位置するカウンティ(県)。面積2081平方キロメートル、人口67万3777(2001)。1998年ハルトン、ウォリントンの2地区がユニタリー・オーソリティー(一層制地方自治体)として分離した。西の県境は、イングランドとウェールズの境界をなす。マージー、ディー、ウィーバー各河川の下流部平野を占め、酪農が発達する。繊維、化学、機械などの工業も盛んである。県都チェスターは市壁に囲まれた中世の町並みを保つ古都である。[久保田武] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by