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チチェリン チチェリンChicherin, Georgii Vasil'evich

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チチェリン
Chicherin, Georgii Vasil'evich

[生]1872.11.24. タンボフ
[没]1936.7.7. モスクワ
ソ連の政治家。外交官の家に生れ,ペテルブルグ大学で学んだのち外務省に勤務。その後ベルリン,パリ,ロンドンなどで革命運動に参加。西ヨーロッパでは著名な革命運動家となった。社会革命党 (エス・エル) から社会民主党に転じ,1918年までメンシェビキに所属。フランスの社会主義者,イギリス労働運動と提携しつつ運動を続けた。第1次世界大戦中ロンドンで反戦運動,ロシア政治亡命者救援運動を組織し,投獄された。 18年に政治犯交換の形で帰国し,ボルシェビキに参加。同年5月にトロツキーに代り外務人民委員となり,22年にソ連代表団長としてヨーロッパの経済・財政問題を討議するためのジェノバ会議に出席,イギリス,フランスなど諸国の意表をついてドイツとラパロ条約を結んだのをはじめ,革命後の対外関係を正常化するために列国との外交通商関係の回復に活躍した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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