意表(読み)イヒョウ

  • いひょう ‥ヘウ
  • いひょう〔ヘウ〕

デジタル大辞泉の解説

[名・形動]全く考えていなかったこと。また、そのさま。意外。「相手の意表に出る」
「平岡の問は実に―に、無邪気に、代助の胸に応えた」〈漱石それから

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (形動)
① (「表」は外の意) 考えに入れていないさま。意外なこと。思いの外。案外。また、そのおどろき。意表外。意想外。〔文明本節用集(室町中)〕
※それから(1909)〈夏目漱石〉一六「平岡の問は実に意表(イヘウ)に、無邪気に、代助の胸に応(こた)へた」 〔尉繚子‐十二陵〕
② 心の中の思い。考え。意中。意向。
※小早川家文書‐(永祿一二年)(1569)三月一八日・木下秀吉書状「別而可御意表事候」

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