チャダントロプス・アクソリス(英語表記)Tchadanthropus uxoris

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

チャダントロプス・アクソリス
Tchadanthropus uxoris

チャド南東部のコロ・トロで 1960年に Y.コパンによって発見された化石人類の骨。1個の前頭骨と顔の部分骨から成る。更新世前期ないし中期と比定され,絶滅種ゾウの歯とともに出土した。アウストラロピテクスからホモ・エレクトゥスへいたる過渡的な人類とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android