メタボリズム

デジタル大辞泉 「メタボリズム」の意味・読み・例文・類語

メタボリズム(metabolism)

代謝」に同じ。
メタボリズム理論」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「メタボリズム」の意味・読み・例文・類語

メタボリズム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] metabolism )
  2. 生物学で、物質代謝をいう。〔原子力将来(1947)〕
  3. 建築理論の一つ。機能を固定した建築の永遠性を否定し、生物新陳代謝して変化・成長するように、建築や都市も、機能などの変化に応じて空間設備を取り替え成長させるべきであるとするもの。一九六〇年代に日本の若手建築家グループによって主張された。

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百科事典マイペディア 「メタボリズム」の意味・わかりやすい解説

メタボリズム

1960年の世界デザイン会議に際して,建築評論家川添登〔1926-〕,菊竹清訓黒川紀章ら(のちに槙文彦らが参加)によって結成された日本の建築運動グループとその理論。名称は〈新陳代謝〉を意味する生物学用語〈metabolism〉による。急激な都市化,大衆消費社会の到来,メディアの発展などの時代状況に対応し,都市と建築を絶えざる変化のプロセスとしてとらえた。SFを思わせる未来都市計画を多数発表。1970年代に入って運動としては終息した。

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