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チュンチョンプク(忠清北)道 チュンチョンプクCh'ungch'ǒng puk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チュンチョンプク(忠清北)〔道〕
チュンチョンプク
Ch'ungch'ǒng puk

韓国の中部にある1級行政区。韓国で唯一の内陸道。道庁所在地はチョンジュ (清州) 市。行政区域は3市 10郡。東部をソベク (小白) 山脈,中部をノリョン (蘆嶺) 山脈,西部をチャリョン (車嶺) 山脈が占める。南部と西部はクム (錦) 江の流域で,中心都市はチョンジュ市,北東部はナムハン (南漢) 江の流域で,中心都市はチュンジュ (忠州) 市とチェチョン (堤川) 市。大陸的な気候で,年降水量は 1000~1200mm。山地は地下資源が豊富で,無煙炭,滑石,蛍石,黒鉛,モリブデン,大理石,石灰石,金,銀などを産出。特にチュンウォン (中原) 郡は高品位の滑石を産する。タニャン (丹陽) 郡とチェウォン (堤原) 郡は石灰石と大理石が豊富で,セメント,肥料の工場が建設された。河川沿いの盆地や谷で水稲,オオムギ,ジャガイモが栽培され,商品作物としてはタバコが産額も多く,良質で知られる。リンゴ,モモ,カキなどの果樹作や,養蚕,畜牛も盛ん。チュンジュ市に肥料工場,チョンジュ市に工業団地があり,ともに工業都市として成長している。東境のソンニ (俗離) 山は韓国有数の名山で,南西麓にある法住寺はホソ (湖西) 地方第1の伽藍を擁する。チュンジュ市南郊のスアンポ (水安堡) 温泉,タニャン八景と呼ばれるハン (漠) 江上流の峡谷なども観光地として知られる。面積 7433km2。人口 141万 4295 (1990推計) 。

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