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ツケナ つけな

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ツケナ
つけな / 漬菜

広義には漬物に用いるアブラナ科の葉菜(ようさい)類をさすが、農学上ではアブラナBrassica campestris L.(n=10)のうち、結球ハクサイ、根を利用するカブ、種子を油料とする在来ナタネを除いた葉菜類の総称である。アブラナ群、カブナ群、タイサイ群、ハクサイ群、キサラギナ群、ミズナ群、雑種群に大別され、それぞれに品種がある。
 奈良時代以前に日本に伝来して以来、広く栽培され、各地にいろいろな系統や品種ができた。そのため「漬菜」の呼称は、江戸時代はもとより近年の文献についてもその内容は不統一であり、とくに近縁の別種カラシナB. juncea Coss.を含める場合もあった。また近縁の洋種ナタネB. napus L.(n=19)も、とう立ち前の葉を漬物にすることがあるが、この場合はツケナに含めてよぶ。農林水産省の園芸統計では、コマツナをツケナの項目と分離して記載するようになっている。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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