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ティグリス[川] ティグリス

百科事典マイペディアの解説

ティグリス[川]【ティグリス】

西アジアの大河。全長1900km。トルコ南東部のクルディスターン山地に発して南東流してイラクに入る。イラクで大ザーブ川,小ザーブ川,ディヤーラー川を合し,世界最古の文明発祥地メソポタミア平野を貫流,バスラ北方のクルナでユーフラテス川と合流して,シャット・アルアラブ川となりペルシア湾に注ぐ。
→関連項目バグダッド

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世界大百科事典 第2版の解説

ティグリス[川]【Tigris】

トルコ西部のクルディスターン地方の山岳地帯に発してイラクにはいり,クルナユーフラテス川に合流しシャット・アルアラブ川となるまでの全長1900kmの川。チグリス川ともいう。アラビア語ではディジュラDijla。流域面積は,南をほぼ平行して流れるユーフラテス川のそれとをあわせて76万5000km2とされる。イラク北部までは降雨農業を営む山村地域を流れるが,サーマッラー付近からはメソポタミアの沖積平野にはいり,古代からの灌漑農業を支えてきた。

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世界大百科事典内のティグリス[川]の言及

【イラク】より

…メソポタミア文明の故地として知られる。
【自然,住民】
 トルコ東部に発するティグリス川ユーフラテス川とによってつくられる沖積平野が国土の4分の1を占めるが,北部のティグリス川とその支流小ザーブZāb al‐ṣaghīr川の上流,および北東部のザグロス山脈に連なるイランとの国境地帯は,山岳地帯である。また西部はシリアとサウジアラビアにまたがる砂漠で,国土の約半分を占める。…

【治水】より

…78年にもガンガー平原一帯が大洪水に見舞われ,大きな被害があった。【応地 利明】
【西アジア,エジプト】
 治水事業は,ティグリス川ユーフラテス川ナイル川に集中して行われてきた。メソポタミアに中央集権的な国家を建設したバビロン第1王朝のハンムラピ王は,ユーフラテス川とティグリス川を結ぶ大運河を幾本も開削し,それらを無数の小運河で結ぶことによって,毎年5月に起こる洪水を統御するとともに,両河の水を灌漑水として有効に利用する体系をつくりあげた。…

※「ティグリス[川]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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