ティワナク:ティワナク文化の宗教的-政治的中心地(読み)ティワナク ティワナクぶんかのしゅうきょうてきせいじてきちゅうしんち

世界遺産詳解 の解説

ティワナク ティワナクぶんかのしゅうきょうてきせいじてきちゅうしんち【ティワナク:ティワナク文化の宗教的-政治的中心地】

2000年に登録されたボリビア世界遺産文化遺産)で、首都ラパス(憲法上の首都はスクレ)の西方に位置する。ティワナクは広大な地域を支配し、プレ・インカ期である500~900年にかけて繁栄した帝国の首都であった。そのほとんどは破壊され、風化も激しいため、当時の面影はほとんど残っていないが、アカパナと呼ばれるピラミッド神殿、巨神像などが残っている。人類歴史上、重要な時代を例証するものとして世界遺産に登録された。◇英名はTiwanaku : Spiritual and Political Centre of the Tiwanaku Culture

出典 講談社世界遺産詳解について 情報