コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

テストーリ Testori, Giovanni

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テストーリ
Testori, Giovanni

[生]1923.5.12. ノバーテミラネーゼ
[没]1993.3.16. ミラノ
イタリアの小説家。方言を交えた内的独白の手法を使って,おもに工業都市問題と,都市周辺の下層プロレタリアートの生活を描く。主著『ギゾルファの橋』 Il ponte della Ghisolfa (1958) ,『アリアルダ』L'Arialda (1961) ,『愛』L'amore (1968) ,『永遠に』 Per sempre (1970) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テストーリ
てすとーり
Giovanni Testori
(1923―1993)

イタリアの作家。ミラノ近郊のノバーテに生まれ、カトリック大学で哲学を修める。絵画研究に打ち込んだのち作家活動に入り、処女小説『ロゼーリオの神』(1954)から、短編集や戯曲などを経て長編小説『大工場』(1961)に至る一連の作品において、ミラノ周辺の下層社会を大胆に方言を取り入れた文体で描き、ガッダ、パゾリーニに代表される言語実験主義の傾向を示した。その後はカトリシズムに戻り、教訓的な詩や戯曲を発表した。[林 和宏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

テストーリの関連キーワード島津保次郎溝口健二衣笠貞之助村田実内閣総理大臣奥健蔵前田河広一郎有島武郎イノニュ帰山教正

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android