コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

テマスカル temazcal

世界大百科事典 第2版の解説

テマスカル【temazcal】

おもにアドベ(日乾煉瓦)で作られたパン焼窯状の蒸しぶろ小屋であり,ナワ語のテマスカリtemazcalliに由来する。この習慣はユト・アステカ語系の諸族の居住域と重なって分布し,メキシコ中央高原以南では,トルテカ文化期以降の遺跡にテマスカルの遺構が発見されている。新生児妊産婦の安静,回復,リウマチ,喘息(ぜんそく),消化不良など寒冷に由来する病気や打撲外傷の治療のために用いられたほか,宗教的儀礼や祝祭に際しても,けがれを払うために利用された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

金城湯池

1 《「漢書」蒯通伝から。「湯池」は熱湯をたたえた堀》守りが非常に固く、攻めるのが難しい城。金湯。2 堅固で、他から侵害されにくい勢力範囲。「保守派の金城湯池」...

続きを読む

コトバンク for iPhone