ディオン・クリュソストモス(英語表記)Diōn ho Chrysostomos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ディオン・クリュソストモス
Diōn ho Chrysostomos

[生]40頃.プルサ
[没]114以後
ギリシアの弁論家,哲学者。ディオ・クリゾストム,ディオ・プルサエウス,ディオ・コケイアヌスとも呼ばれ,その雄弁のゆえに chrysostomos (金の口) とあだ名された。エウボイア島での田園生活を叙した"Euboikos"をはじめ多数の演説集が残存している。愛国者であったが,ローマ支配を受け入れ,その下でのギリシア文化発達に寄与した。哲学的にはストア派キュニコス派との折衷立場に立った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ディオン・クリュソストモス
でぃおんくりゅそすともす

ディオン・クリソストモス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android