デューン

最新 地学事典 「デューン」の解説

デューン

dune

1)陸上砂漠・砂丘地帯にみられる,風による堆積物の移動により形成された波状地形を示すベッドフォーム。いわゆる砂丘のこと。2)水流により形成された波長60cm以上の波状地形を示すベッドフォームの総称砂堆とも。上流側斜面が緩く,下流側斜面が急な縦断面形態をもつ。波長30m以下のものをメガリップル,30m以上のものをジャイアントリップル(giant ripple)あるいはサンドウェーブとする細分法や,二次元(頂線が直線的)のサンドウェーブと三次元(頂線が曲線を呈する)のデューンに分ける方法などさまざまな分類が提唱されてきたが,これらの形態的特徴は互いに連続的に変化し,水理学的な意味がないことから,水流によって形成された波長60cm以上のベッドフォームを水成デューンと一括して呼ぶこととなった。記載においては,第一次オーダーとして波長の大きさと平面形態(二次元か三次元か)を記述することが必須とされる。このほか第二次オーダーとしてデューンの重複の有無や構成する堆積物の特徴,第三次オーダーとして断面形態や流れの特徴・移動形態などを記述することが望まれている。また,波長(L)と波高H)とは密接な関係にあり(H=0.677L0.8098),実験水路や河川などでは波長・波高と水深にも密接な関係があるとされる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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