デジタル大辞泉 「トヨタ生産方式」の意味・読み・例文・類語 とよた‐せいさんほうしき〔‐セイサンハウシキ〕【トヨタ生産方式】 生産性向上への取り組みを体系化した業務方式の一つ。もとは、顧客のオプション選択などの組合わせで、1台ごとに異なる仕様で受注した車を生産するため、トヨタ自動車が確立した手法。「ジャストインタイム」や「自働化」などにより製造工程の無駄を排除する。1990年代、米国の研究者がリーン生産方式として紹介し、さまざまな業種に応用された。TPS(Toyota Production System)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「トヨタ生産方式」の解説 トヨタ生産方式 生産現場の「無駄」「無理」「ムラ」をなくし、良い製品を効率よく造るためにトヨタ自動車が開発したシステム。自動車や部品の在庫を多く持たず、注文を受けてから短期間で生産する「ジャスト・イン・タイム」や、作業工程の効率化を絶えず追求する「カイゼン(改善)」が含まれる。トヨタグループの創始者、豊田佐吉とよだ・さきちの着想を基に確立され、現在までトヨタの高い収益力の源泉となっている。更新日:2021年6月2日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by