ドゥラスノ県(読み)ドゥラスノ(英語表記)Durazno

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドゥラスノ県」の意味・わかりやすい解説

ドゥラスノ〔県〕
ドゥラスノ
Durazno

ウルグアイ中部の県。県都ドゥラスノ。ネグロ川中流部南岸を占め,南はその支流イ川によって限られる。ほぼ全域がゆるやかに起伏する丘陵地帯から成り,中央部には東西にグランデデルドゥラスノ丘陵が連なる。ネグロ川はパソデロストロス付近でせきとめられ,その上流に形成された大規模な人造湖がこの県と北のタクアレンボ県にまたがって広がっている。主産業は牧畜で,ウシ,ヒツジの飼育が盛ん。トウモロコシコムギなどの穀物の栽培も行われる。首都モンテビデオとリベラを結ぶ幹線道路,鉄道が,県都を経て県西部を南北に通る。面積1万 1643km2。人口5万 5077 (1985) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android