ドル箱(読み)ドルバコ

デジタル大辞泉 「ドル箱」の意味・読み・例文・類語

ドル‐ばこ【ドル箱】

金銭を入れる箱。金箱金庫。また、資金などの提供者のたとえ。
多く利益をもたらす人や商品。「ドル箱航路」「ドル箱スター」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ドル箱」の意味・読み・例文・類語

ドル‐ばこ【ドル箱】

〘名〙
① 金(かね)を入れる箱。金庫。
※開化自慢(1874)〈山口又市郎〉初「義平がドル箱(バコ)の上で紋切がたのせりふ
② 金を提供する人。金主(きんしゅ)
※かくれんぼ(1891)〈斎藤緑雨〉「弗函(ドルバコ)の代表者顔へ紙幣貼た旦那殿は」
収入の主要な源となるもの。金をもうけさせてくれる人。また、よく売れる商品。〔俗語辞海(1909)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android