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ナンキョクブナ Nothofagus

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世界大百科事典 第2版の解説

ナンキョクブナ【Nothofagus】

ブナによく似た実をつけるブナ科の1属(イラスト)。南半球の熱帯の山地(まれに低地)から亜寒帯まで分布し,きわめて多様な環境に,常緑から落葉,高木から矮性(わいせい)木と多様な種が分化している。葉は互生し,楯状につく托葉がある。雌雄同株または異株。雄花は葉腋(ようえき)に単生するか,小さい花序をなし,花被に包まれた多数のおしべを有する。雌花は葉腋に1~3花が集まってつき,全体が殻斗に包まれる。果実は堅果で,ブナのような三角のものと扁平またはレンズ状のものとがある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のナンキョクブナの言及

【大陸移動説】より

…カンガルーなどの有袋類はオーストラリアのほかにははるか海をへだてた南アメリカに産するのに,オーストラリア北方のスンダ列島には存在しない。植物では,たとえばブナ科ナンキョクブナ属は南半球にしか産せず,北半球には別種のブナ属が分布する。(4)石炭紀・二畳紀(2億4000万~3億6000万年前)の氷河分布 この時代には南極はもとより,オーストラリア南部や南アメリカ南東部のほか,現在では赤道直下にあるアフリカ北部や北半球のインドにまで大陸氷河が広がっていた証拠がある。…

※「ナンキョクブナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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