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ニッケル鉱物 ニッケルこうぶつnickel mineral

世界大百科事典 第2版の解説

ニッケルこうぶつ【ニッケル鉱物 nickel mineral】

ニッケルのおもな原料鉱物はペントランド鉱(硫化鉱物)とケイニッケル鉱(含水ケイ酸塩鉱物)である。超塩基性~塩基性マグマに含まれているニッケルは,マグマのケイ酸塩メルト(溶融物)と硫化物メルトへの分離が起こると,銅とともに硫化物メルトに入り,冷却して磁硫鉄鉱,黄銅鉱,ペントランド鉱の混合物となる。マグマが硫化物メルトを分離せず固結する場合には,ニッケルNi2+(イオン半径0.69Å)はマグネシウムMg2+(同0.66Å)との類似性からマグネシウムを含む鉱物(カンラン石(Mg,Fe,Ni)2SiO4等)に入る。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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