ニューサンシャイン計画(読み)ニューサンシャインケイカク

デジタル大辞泉 「ニューサンシャイン計画」の意味・読み・例文・類語

ニューサンシャイン‐けいかく〔‐ケイクワク〕【ニューサンシャイン計画】

《ニューサンシャインは、〈和〉new+sunshine》経済産業省が進めた「エネルギー・環境領域総合技術開発推進計画」の通称新エネルギーを開発し省エネルギーを推進するために、昭和49年(1974)に発足したサンシャイン計画石炭の液化・ガス化、太陽電池など新エネルギー技術の開発)、昭和53年(1978)発足のムーンライト計画燃料電池超伝導など省エネルギー技術の開発)などを統合して平成5年(1993)に発足。平成12年(2000)に終了。

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知恵蔵 「ニューサンシャイン計画」の解説

ニューサンシャイン計画

サンシャイン計画、ムーンライト計画を指す。地球環境関連の技術開発制度を統合、1993年度に始まった技術開発計画。通産省工業技術院(当時)を中心に、地球温暖化防止行動計画の実現に向けた革新的エネルギー技術の開発、地球再生計画の推進を目的とした国際大型共同研究、近隣途上国のエネルギー・環境制約に対応した適正技術の共同研究促進、の3つ。太陽電池、燃料電池の研究開発の加速的推進、廃熱利用のエコ・エネルギー都市システム、水素安全利用等基盤技術開発、希薄燃焼脱硝触媒技術などを含む。

(槌屋治紀 システム技術研究所所長 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

百科事典マイペディア 「ニューサンシャイン計画」の意味・わかりやすい解説

ニューサンシャイン計画【ニューサンシャインけいかく】

サンシャイン計画

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