ハインリッチ・グスタフ・アドルフ エングラー(英語表記)Heinrich Gustav Adolf Engler

20世紀西洋人名事典 の解説

ハインリッチ・グスタフ・アドルフ エングラー
Heinrich Gustav Adolf Engler


1844.3.3 - 1930.10.10
ドイツの植物学者。
元・ブレスラウ大学教授,元・ベルリン大学教授。
ザガン(後のポーランド)生まれ。
ブレスラウ大学で植物学を学び、ミュンヘン大学ネーゲリ助手を経て、1878年キール大学教授、’84年ブレスラウ大学教授を歴任’89年ベルリン大学教授となり、ダーレム植物園を創設し同園長も兼任した。植物分類学、植物地理学を専門とし、進化における系統を示す系統分類体系を確立し、著書「植物分科提案」(’92年)などによって、エングラーの体系をまとめた。ほかの著書にプラントルとの共著「自然植物分科」(1887〜1915年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android