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ハナガサノキ(花傘の木) ハナガサノキMorinda umbellata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハナガサノキ(花傘の木)
ハナガサノキ
Morinda umbellata

アカネ科の半つる性常緑低木。熱帯アジアから台湾,琉球列島に広く分布する。高さ3~5mになり,上部はほかの樹木にからみ登る。茎はよく分枝し淡褐色で平滑。葉は短い柄で対生し,両端のとがった楕円形で長さ6~10cm,表面は濃緑色で光沢がある。5~6月頃,枝の先端に散形の花序 (→散形花序 ) を出し,各花軸の先端に3~4個ずつの白花を集めてつける。花冠は下半部が筒状,上半部は5片に裂けて星形に開く。花冠の内側に長い白色の毛がひげ状に密に生える。これらの花は子房部分が互いに癒着して頭状をなし,凹凸のある球形の集合果となり,橙赤色に熟す。小笠原諸島には,花冠がやや短く先が4裂する変種ムニンハナガサノキ M.umbellata var.boninensisなどがある。

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