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ハム・セム語族 ハムセムごぞくHamito‐Semitic

世界大百科事典 第2版の解説

ハムセムごぞく【ハム・セム語族 Hamito‐Semitic】

セム・ハム語族Semito‐Hamiticともいう。19世紀以後,ハム諸語とセム諸語とが同系であるとの想定の下に与えられた名称。しかし,アラビア半島を中心とするセム語族と北アフリカの〈ハム語族〉(ハム語)とをハム・セム語族の二大語派とする通説は現在では否定されており,誤解を招きやすいこの名称の代案として,紅海語Erythraean,アフロ・アジア語族Afro‐Asiatic(1950年,アメリカの言語学者J.グリーンバーグによる)等の呼称が提唱されている。

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世界大百科事典内のハム・セム語族の言及

【アフリカ】より

…シャリ・ナイル諸語は東スーダン諸語Eastern Sudanicと中央スーダン諸語Central Sudanicに代表される4語群に分かれるが,そのうちの東スーダン諸語にはヌビア語Nubianなどのほか,ナイロート語群Niloticに入るマサイ語Masai,テソ語Teso,スク語Suku,ディンカ語Dinkaなど名前が知られた言語も多い。
[アフロ・アジア語族]
 従来のハム・セム語族とほぼ一致し,さらにチャド,ナイジェリアなどの一部の言語を含む。アフリカ大陸と西アジアを結ぶ一大語族である。…

※「ハム・セム語族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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