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サヌア サヌア Sana'a

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デジタル大辞泉の解説

サヌア(Sana'a)

イエメン共和国の首都。旧約聖書の大洪水のあと、ノアの息子セムによって築かれたという伝説があり、現存する世界最古の都市といわれる。城壁に囲まれた旧市街には、白い漆喰(しっくい)で縁取られた窓枠をもつ建物が並ぶ。石造や日干し煉瓦(れんが)造りの6、7階建ての建物が多く、中世の街並みが色濃く残る。宝石などの工芸が盛ん。1986年に「サヌア旧市街」の名称で世界遺産文化遺産)に登録されたが、紛争による破壊のため2015年には危機遺産に登録。人口、都市圏147万(2003)。サナア

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百科事典マイペディアの解説

サヌア

サナア

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世界大百科事典 第2版の解説

サヌア【Ṣan‘ā’】

イエメン共和国の首都。アラビア半島南西部の高原都市で標高2300m。都市域人口92万7000(1993)。シーア派の分派ザイド派を奉じる住民が多い。紅海に面する貿易港ホデイダとは高速自動車道結ばれるヤークートの地理書によればサヌアには1世紀ころヒムヤル王国Ḥimyarの巨大なグムダーン城が建てられていたと記される。525年アビシニア(エチオピア)軍総督アブラハがヒムヤル王国を滅ぼし,この地を首都とし壮大な教会を建てた。

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大辞林 第三版の解説

サヌア【San‘a】

イエメン共和国の首都。アラビア半島南部、海抜2213メートルの高地にある囲郭都市。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サヌア
サヌア
San`ā'

イエメンの首都。ヌクム山の西麓,標高 2350mの高地で,涸れ川 (ワディ) の両岸に位置する。数世紀にわたってイエメン高地の政治,経済,宗教の中心地。1世紀にさかのぼるとされるグムダーン砦の地を占め,4世紀初めからヒムヤル王国,6世紀からエチオピアのアブハラ朝のそれぞれの首都であった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サヌア
さぬあ
San'a

アラビア半島南部を占めるイエメン共和国の首都。アラビア半島南西部、同国中央部の標高2350メートルの高原に位置する。人口92万6595(1993)、165万3300(2002推計)。夏は温和で冬は涼しく、年降水量も500ミリメートル程度あり、アラビア半島でもっとも気候に恵まれた地である。紅海沿岸のホデイダ、南方の交易都市タイズおよび北方のサウジアラビア国境地帯とを結ぶ、旧北イエメンの三大幹線道路の交点にあたる。大洪水のあとノアが建設したという伝説がある古い町で、7世紀に始まるイスラム時代にはラシード王朝の首府として栄えた。旧市街は八つの城門のある城壁に囲まれた城郭都市だが、近年の都市改造によって多くの城壁が崩され、一部が残るだけとなっている。壁に彩色や彫刻を施した伝統的な家並みがあり、かつての支配者トルコ人の住宅区や、1949年イスラエルに大挙移住したユダヤ人街跡も残っている。この古い町並みは1986年に世界遺産の文化遺産として登録された(世界文化遺産)。活気あふれる市場には、宝石、銀細工、織物などイエメンの特産品が集められている。新市街は国の中枢機能をもつ諸官庁、ビジネス街、大学などがある。[原 隆一]

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