バイエルン・ミュンヘン(読み)ばいえるんみゅんへん(その他表記)FC Bayern München

共同通信ニュース用語解説 「バイエルン・ミュンヘン」の解説

バイエルン・ミュンヘン

1900年創立。本拠地ミュンヘンのアリアンツ競技場。前身の欧州チャンピオンズカップではベッケンバウアーら名選手を擁し、1973~74年シーズンから3連覇した。ドイツ1部リーグは今季まで史上最多の8連覇を達成し、通算優勝30度。ドイツ・カップも20度の制覇を誇る強豪。11~12年シーズンには宇佐美貴史うさみ・たかし(G大阪)が所属した。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バイエルン・ミュンヘン」の意味・わかりやすい解説

バイエルン・ミュンヘン
ばいえるんみゅんへん
FC Bayern München

ドイツのプロサッカークラブ。ホームスタジアムはミュンヘンのアリアンツ・アレーナ(収容人員6万6000)。1900年創設。リーグ優勝22回、UEFAチャンピオンズ・リーグ優勝4回(2010年現在)を誇る名門チーム。ブンデスリーガが創設された1964年以降に力をつけ、1970年代にはフランツ・ベッケンバウアー、ゲルト・ミュラーGerd Müller(1945―2021)、ゼップ・マイヤーJosef Maier(1944― )らがチームの中心となって黄金時代を築いた。1974~1976年、ヨーロッパ・チャンピオンズ・カップ(現、UEFAチャンピオンズ・リーグ)3連覇を達成した。1980年代にはカールハインツ・ルムメニゲKarl-heinz Rummenigge(1955― )、1990年代にはローター・マテウスLothar Matthäus(1961― )が中心となり、つねにドイツの代表的チームとして君臨した。2001年には監督オットマール・ヒッツフェルトOttmar Hitzfeld(1949― )に率いられ、UEFAチャンピオンズ・リーグに優勝、久々にヨーロッパチャンピオンの座を手中にするとともに、ブンデスリーガでも17回目の優勝を飾った。

[西部謙司]

その後の動き

2009~2010年シーズンのブンデスリーガでは22回目の優勝を飾っている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android