バウト(英語表記)Flavius Bauto

デジタル大辞泉 「バウト」の意味・読み・例文・類語

バウト(bout)

キックボクシングレスリングフェンシングなど格闘技試合勝負。一番。「大会ベストバウト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「バウト」の意味・わかりやすい解説

バウト
Flavius Bauto
生没年:?-388以前

フランク族出身のローマ帝国武将。グラティアヌス治下に最高軍司令官となり(385年まで在任),ウァレンティニアヌス2世宮廷で皇帝顧問として勢力を得る。自身は異教徒であったと思われるが,384年彼はシンマクスのウィクトリア女神祭壇復帰請願を論じた皇帝御前会議では,アンブロシウス反駁(はんばく)をいれて請願を退けさせた。385年コンスルに就任したのち,まもなく死去。娘エウドクシアはのちにアルカディウス帝の妃となった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android