コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バドルの戦 バドルのたたかい

世界大百科事典 第2版の解説

バドルのたたかい【バドルの戦】

624年3月,預言者ムハンマドメッカクライシュ族を破った戦い。メディナに移住(ヒジュラ)したムハンマドが,シリアからの帰路にあったメッカの隊商を襲おうとして300余名を率いて出撃。これを知ったクライシュ族もムハンマド軍を襲うため出撃し,メディナからの道がメッカとシリアとを結ぶ通商路と合するバドルBadrで会戦となった。ムハンマドにとって最初の本格的な戦いで,この勝利によりメディナでの政治的立場を強めた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のバドルの戦の言及

【ムハンマド】より

…最初,断食やエルサレムに向かっての礼拝など,ユダヤ教の儀礼をイスラムに取り入れたムハンマドも,ついにユダヤ教徒と対立し,イスラム独自の儀礼を確立していった。 一方,偶像を崇拝するメッカのクライシュ族の人々とは,バドルの戦,ウフドの戦,ハンダクの戦と3度戦った。戦力的には優位にあったメッカは勝利できず,フダイビヤの和議で両者は和した。…

※「バドルの戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

バドルの戦の関連キーワード西アジア史(年表)ウフドの戦いバドルの戦いラマダーンガニーマ

今日のキーワード

悪魔の証明

証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android