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バリューチェーン

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

バリューチェーン

企業活動における業務の流れを機能単位に分割してとらえ、業務の効率化や競争力強化を目指す経営手法。例えばメーカーであれば、技術開発、資材調達、製造、販売、出荷物流、代金回収などの業務に分割できる。分割した業務機能を精査することで、どの業務に注力し、どこを外注するかといった経営判断がしやすくなる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バリューチェーン
ばりゅーちぇーん
value chain

企業の競争優位性を高めるための考え方で、主活動の原材料の調達、製造、販売、保守などと、支援活動にあたる人事や技術開発などの間接部門の各機能単位が生み出す価値を分析して、それを最大化するための戦略を検討する枠組み。価値連鎖と邦訳される。ハーバード・ビジネス・スクール教授のマイケル・ポーターMichael E. Porter(1947― )が著書『競争優位の戦略』(1985年刊)のなかで用いた。もともとは一企業における機能の価値連鎖を分析することをさしていたが、複数の企業にまたがるビジネスの経営手法であるサプライチェーン・マネジメント(SCM)という概念と、それを支援する情報システムが発展した結果、複数企業を包括しての価値の連鎖を意味するようになった。バリューチェーンを分析した結果、その企業が価値をもっとも多く生み出すことができる機能に注力し、価値を生み出していない機能は外部に委託する経営戦略を「コアコンピタンス(競争優位分野)戦略」とよぶ。たとえばアメリカのアップル社はハードウェアについては製品設計と販売に集中し、製造機能は他社に委託している。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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