コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バレンヌ逃亡事件 バレンヌとうぼうじけん Fuite à Varennes

2件 の用語解説(バレンヌ逃亡事件の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バレンヌ逃亡事件
バレンヌとうぼうじけん
Fuite à Varennes

フランス革命の際,1791年6月 20日夜,国王ルイ 16世と王妃マリ・アントアネットオーストリアへの逃亡をはかり,東部国境に近いバレンヌにおいて発見され,パリに送還された事件。共和主義派を刺激し,サン=キュロットを中心とする王政廃棄の大衆暴動が続発した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バレンヌ逃亡事件
ばれんぬとうぼうじけん

フランス革命中、1791年6月に起こった国王ルイ16世一家の逃亡未遂事件。バレンヌVarennesは、フランス北東部、現ムーズ県にある、一家が捕らえられた地。王一家は、内外の反革命勢力の計画に従い、パリを脱出、北東国境に近いモンメディーに待機する国王軍に身を寄せ、オーストリアに依存しつつ、革命勢力に対抗する予定であった。個人的には王妃マリ・アントアネットの愛人、スウェーデンの貴族フェルセンが加担していた。6月20日深夜、変装した一行は大型馬車でひそかに王宮を脱出したが、手違いと油断が重なり、21日から22日にかけての夜、バレンヌで捕らえられ、25日パリへ送還された。王権の反革命性を暴露した自滅行為であり、国民の王家への不信や共和主義を高める結果となった。[山上正太郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

バレンヌ逃亡事件の関連キーワードオーラールマリーアントワネットバスチーユフランス大革命柴田三千雄《1789年――フランス革命序論》フランス革命議会《フランス革命史》(カーライル)《フランス革命の省察》《フランス革命の政治史》

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone