コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

パタウィウム パタウィウムPatavium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パタウィウム
Patavium

古代イタリアの都市。現パドバ。伝説上の建設者はトロイの英雄アンテノールとされるが,実際はウェネチ人が建設。沃地,泉に恵まれ,彼らの首都とされた。ローマの記録に現れるのは前 301年で,のち前 174年にはその自治を守りながらもローマに服した。 M.アントニウスに反抗して一時弾圧されたが,順調に発展し,海陸交通の要地,また羊毛製品の産地としてきわめて豊かな都市となった。中世までその繁栄は引継がれることとなった。ローマの大歴史家リウィウスはこのパタウィウム出身である。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典内のパタウィウムの言及

【パドバ】より

…ベネト州で最も重要な農業・商業・工業都市で,農業機械,蒸留酒,製糖,化学繊維の生産が行われている。古代ローマ時代,すでに産業が発達し,自治を享受していたパドバ(古称パタウィウムPatavium)は,ローマに次ぐ第2の富裕な都市に発展した。蛮族の侵攻を境にローマ帝国と同じ運命をたどり,経済活動は衰えた。…

※「パタウィウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

パタウィウムの関連キーワードシリウス・イタリクスアッチラ

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android