パトリモニアルシー(その他表記)patrimonial sea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パトリモニアルシー」の意味・わかりやすい解説

パトリモニアルシー
patrimonial sea

世襲水域,固有水域などと訳される。 1972年6月の「海洋問題に関するカリブ海諸国専門会議」のサント・ドミンゴ宣言で提案された水域。沿岸国は 12カイリ領海の外側に基線から 200カイリまでの海域をパトリモニアルシーとして,その水中・海底および地下にあるすべての天然資源に対して主権的権利を有するという構想である。同趣旨の提案は第3次国連海洋法会議でも行われ,アフリカ諸国の排他的経済水域構想とともに,国連海洋法条約による排他的経済水域制度の実現を促進した。

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