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パハマン Vladimir de Pachmann

世界大百科事典 第2版の解説

パハマン【Vladimir de Pachmann】

1848‐1933
ロシアのピアニスト。ウィーン音楽院に学び,1869年生地オデッサでデビュー。80年代からベルリン,パリを中心にヨーロッパ各地で演奏活動を行い,さらに90年代からアメリカへも出向いた。とくにショパンの演奏にすぐれ,生前,演奏しながら楽譜にない即興的な装飾を加えることや,ひとりごとをつぶやく癖でも話題になった。ロンドンで没。【後藤 暢子】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パハマン
ぱはまん
Vladimir de Pachmann
(1848―1933)

ロシア生まれのピアノ奏者。ウィーン市立音楽院で学ぶ。1877年ベルリン、ライプツィヒなどドイツ楽旅で成功を収め、さらにウィーン、パリ、ロンドン、およびアメリカに足を伸ばして名声を高めた。詩的で繊細な感受性とロマン的な幻想性をあわせもち、きわめて主観的で個性的な演奏を行ったが、とりわけショパンは絶妙で、右に出る者がいないと評された。19世紀のロマン的な演奏を20世紀に伝えた名手の1人である。[岩井宏之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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