パレオ

デジタル大辞泉

パレオ（〈フランス〉paréo）

タヒチの民族衣装の一つ。体に巻いて着用する巻きスカート。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

パレオ

〘名〙 (Paréo) 腰に巻いて着用する巻きスカート。水着などと組み合わせて使うことが多い。元来はタヒチの民族衣装。

出典　精選版 日本国語大辞典

百科事典マイペディア

パレオ

もともとタヒチ島で腰巻のようにして着ている長方形の布。インドネシアのサロンと同じく，腰に巻きつけ結び目を作って着る。熱帯ふうの鮮やかな色柄が多い。1950年代米国でビーチ・ファッションとして流行し，1970年代以降エスニック・ファッションの広がりとともにコレクションなどにも登場している。

出典　株式会社平凡社

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

パレオ
pareo

タヒチ島など太平洋の島々で，現地の人々が腰に巻いている布。エスニックファッションの流行とともに，その南国的な色合いのパレオ風のスカートが注目されるようになった。特に水着の上からまとうものが流行した。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

デジタル大辞泉プラス

パレオ

秩父鉄道株式会社、パレオエクスプレスのキャラクター。ペアとなるキャラクターは「パレナ」。

出典　小学館

世界大百科事典（旧版）内のパレオの言及

【サロン】より

…同種のものをミャンマーではロンジーlongyi，タイではパーシンphâ sînなどと呼ぶが，素材，文様，着装法など国や民族で異なり，それぞれに特色がある。また，布を縫い合わせないで単に巻きつけて着るものにジャワ島のカイン･パンジャンkain panjang，タヒチ島のパレオpaléoなどがある。【松本 敏子】。…

※「パレオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」