ヒロポン中毒(読み)ヒロポンちゅうどく

百科事典マイペディア 「ヒロポン中毒」の意味・わかりやすい解説

ヒロポン中毒【ヒロポンちゅうどく】

ヒロポンの乱用による中毒。連用によって習慣性に陥ると不眠興奮幻覚妄想(もうそう),不整脈などを呈する。治療は即時禁断。禁断症状軽い。第2次大戦中の日本では,ヒロポンが作業能力向上のため軍隊工場で半強制的に使用され,戦後青少年の間で流行して重大な社会問題となり,覚醒(かくせい)剤取締法を生んだ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 かくせい

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む