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ビタミン発見への道のり びたみんはっけんへのみちのり

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食の医学館の解説

びたみんはっけんへのみちのり【ビタミン発見への道のり】

 中世までビタミン欠乏症は伝染病や風土病と信じられ、恐れられてきました。
 これらの病気を治したり予防したりするのに、ある種の食物が有効なことがわかり、含まれる成分からビタミンが発見されていきました。
 ビタミンの結晶を最初に抽出したのは日本の鈴木梅太郎で、1910年に米ぬかから取り出したかっけ予防因子を「オリザニン」と命名しました。
 しかし論文を発表する前に、ポーランドフンクがかっけ予防因子を分離し、生命に必要なアミン(窒素(ちっそ)化合物)の意味で「ビタミン」と命名して発表してしまいました。ビタミンという名前が定着したのはこのためです。
 この発見から 40年たらずのあいだに、現在知られているビタミン類が相次いで発見されました。
 最初は脂溶性をA、水溶性をBとして発見順にB1、B2などと命名したのですが、体内での働きがちがうためにアルファベット順にしたがってC、Dと種類がふえていきました。
 しかし一度は命名されても純粋な物質として分離されなかったり、すでに発見されている他の栄養素と同一物であったりしたため、現在のように数字やアルファベットがとんでいるのです。

出典|小学館
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