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ピッティング ピッティングpitting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピッティング
pitting

広義には,腐食電食(→電解腐食)作用など種々の原因によって材料表層に微小な穴が発生することをいうが,通常は,2物体の接触部に大きな繰り返し応力が作用し,疲労破壊によってその表層部が局部的にはがれる現象をさす。まだら摩耗ともいう。接触部に低粘度の潤滑油その他の液体が介在するときに現れ,ころがり軸受の軌道輪や転動体,歯車の歯面などにしばしばみられる。その破壊機構は,接触部表面直下の最大剪断応力部から微細な亀裂が表面まで進展し,その開口亀裂に液体がしみこんで,接触部の繰り返し荷重に応じて高い液圧が作用して亀裂を拡大することによる。介在する液体の粘度が高く亀裂内に侵入しないときには,この現象は発生しにくい。

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