電解腐食(読み)デンカイフショク(その他表記)electrolytic corrosion

デジタル大辞泉 「電解腐食」の意味・読み・例文・類語

でんかい‐ふしょく【電解腐食】

印刷で、電気分解による腐食作用を利用して写真凸版を作ること。

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精選版 日本国語大辞典 「電解腐食」の意味・読み・例文・類語

でんかい‐ふしょく【電解腐食】

  1. 〘 名詞 〙 電気化学的作用を応用して金属版材を腐食させ、印刷の網版線画凸版などを作る方法。〔百万人の科学(1939)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電解腐食」の意味・わかりやすい解説

電解腐食
でんかいふしょく
electrolytic corrosion

電食ともいう。地下または水中埋設の金属物体に電流が流入して腐食する現象。通信用ケーブル,電力ケーブル,ガス鉄管,水道鉄管などが,電気鉄道の軌条漏洩電流によって腐食することが多い。まれには海流地磁気による起電力のため,その他の地電流による場合もある。これは,電流が金属体を通過する際,周囲大地などが電解液として働き電気分解作用を起すためで,直流の場合に影響が大きいが,交流の場合は小さい。強制排流法などの防食を施す。

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