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フィブリノゲン製剤 フィブリノゲンセイザイ

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デジタル大辞泉の解説

フィブリノゲン‐せいざい【フィブリノゲン製剤】

人の血液成分を原料とする薬剤の一。昭和39年(1964)医薬品として承認。出産、手術などで多量に出血した時の止血剤として多く使用された。
[補説]原料の血液を売血に頼ったため、C型肝炎ウイルスHCV)が混入し、感染拡大の原因となった。平成6年(1994)のウイルス不活性化処理が導入される以前に本剤を投与された患者は、C型肝炎感染の可能性が一般より高くなっている。→薬害肝炎救済法

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

フィブリノゲン製剤

血を固める作用のある血液中のたんぱく成分の一つ、フィブリノゲンを精製した。国内承認は64年。数千人以上の売血を混ぜた「プール血漿(けっしょう)」が原料で、80年以降約28万人に投与され、1万人以上がC型肝炎を発症したと推計される。98年に先天的にフィブリノゲンが足りない患者に適用が限定された。99年に旧厚生省が出した「血液製剤の使用指針」では、出血時のフィブリノゲンの補充には新鮮凍結血漿を用いることになっている。

(2006-06-12 朝日新聞 夕刊 3総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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