フリッツシュトラスマン(その他表記)Fritz Straßmann

20世紀西洋人名事典 「フリッツシュトラスマン」の解説

フリッツ シュトラスマン
Fritz Straßmann


1902 -
ドイツの核化学者。
元・マインツ大学教授
1929年カイザー・ウィルヘルム研究所で放射能の研究を行い、O.ハーンやL.マイトナーとの共同研究で、β放射性元素ウラン239、プロトアクチニウム233等を発見。また’38年ハーンと共に、ウランを中性子で照射し、生成物質の中に放射性バリウムを発見、マイトナーやO.フリッシュにより核分裂と説明され、中性子の連鎖反応による原子力の実用化に大きく貢献。’46年マインツ大学で無機化学の教授となり、現在の核化学研究所で研究を行う。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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