ブラウンスイス(読み)ぶらうんすいす(その他表記)Brown Swiss

デジタル大辞泉 「ブラウンスイス」の意味・読み・例文・類語

ブラウン‐スイス(Brown Swiss)

家畜の牛の一品種。スイス原産で灰褐色の乳肉兼用種米国乳用種として改良

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精選版 日本国語大辞典 「ブラウンスイス」の意味・読み・例文・類語

ブラウン‐スイス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Brown Swiss ) スイス原産の乳・肉・役三用途を兼ねた兼用種の牛。日本黒毛和種の改良にも貢献した。〔外来語辞典(1914)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブラウンスイス」の意味・わかりやすい解説

ブラウンスイス
ぶらうんすいす
Brown Swiss

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の動物。家畜ウシの1品種で、スイス北東部原産のスイスブラウンSwiss Brownが1869年から1906年にかけてアメリカに輸入され、これを基礎として乳用型に改良されたものである。泌乳能力は高く総乳量4800キログラム、乳脂率4%。原産地やその周辺のヨーロッパ型は乳肉兼用種でブラウンフィーBrownviehともよばれる。毛色は灰褐色である。

[西田恂子]

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世界大百科事典(旧版)内のブラウンスイスの言及

【ウシ(牛)】より

…耳が大きく垂れ,頸垂も大きい。(7)黒毛和種(イラスト)日本の在来牛をブラウン・スイス種やデボン種で改良した黒色のウシ。体重450~750kg。…

※「ブラウンスイス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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