ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブルーナイル川」の意味・わかりやすい解説 ブルーナイル川ブルーナイルがわBlue Nile アラビア語ではアズラク川 Al-Bahr al-Azraq。青ナイル川ともいう。全長 1600km。エチオピア北西部のタナ湖の南,標高 1800mの泉に水源を発し,最初はアバイ川と呼ばれ,チョーケ山脈を迂回して南東,南,西に流れを変える。スーダンに入ってからは,北西に流れて,首都ハルツームでホワイトナイル川と合流し,ナイル川本流をつくる。洪水期には,ハルツームでのナイル川の流量の 70%をこの川が占める。 1925年に始ったジャジーラ (ゲジラ) 計画で建設されたスーダンのサンナールやルサイリスのダムにより,ホワイトナイル川との間のジャジーラ平原の 8100km2の土地が灌漑され,一大綿花地帯となった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by