プラスチック印刷(読み)プラスチックいんさつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プラスチック印刷」の意味・わかりやすい解説

プラスチック印刷
プラスチックいんさつ

プラスチックのフィルムやシート,あるいはチューブ,缶,瓶などに施す印刷。おもに商品の商標や宣伝文などを印刷するもので,それぞれの商品価値を高め,美化するためである。日本では,1957年頃から行われ,紙の印刷に次ぐ大きな印刷媒体となった。プラスチックのうち印刷の対象になるのは,おもに塩化ビニル,ポリエチレンで,ほかにポリエステル,サラン,ポリアミド系などがある。フィルム状のものにはグラビア印刷,フレキソグラフ印刷,シート状のものにはシルクスクリーン印刷,ゴム版印刷,また成型品の場合はオフセット印刷,シルクスクリーン印刷が主で,特に凹凸のあるものには静電印刷を施す。これらの印刷に使われるインキに,溶剤と特殊樹脂を適当に組合せることによって,プラスチックの表面によく接着し,乾燥が早く,多色印刷も印刷後の加工も容易にできるのが特色。

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