プレート運動(読み)プレートうんどう

最新 地学事典 「プレート運動」の解説

プレートうんどう
プレート運動

plate motion

あるレファレンス基準)に対するプレートの運動。レファレンスとして,下部マントルメソスフェア)をとるとき,絶対運動という。絶対運動を決めるには,便宜的に,ホットスポット・地磁気極・リソスフェア平均系などのレファレンスが用いられる。別のあるプレートをレファレンスとしてとる場合,相対運動という。いずれの場合も,運動は球面上の運動なので,回転極オイラー極)と回転角で記述される。地質時代にさかのぼって大陸を復元する場合は,回転有限の大きさであるが,第四紀以降の運動は,その時間微分である瞬間回転ベクトル(回転極を向き,角速度を大きさとするようなベクトル)で記述する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のプレート運動の言及

【ウィルソンサイクル】より

…(1)中央海嶺における大洋底の生成,(2)海底と大陸の水平移動,(3)海溝に沿う海底の沈み込みsubductionと島弧の活動,(4)大陸と大陸の接近・衝突と褶曲(しゆうきよく)山脈の形成のそれぞれは,現在の地球上では異なった場所で起こっているが,長い地質時間の間には一つの地域においても,これらはプレート運動のサイクルの一環として繰り返して発生すると考えられる。このサイクルはプレートの運動状態が海底の記録から復元できる過去2億年間ばかりでなく,古生代またはそれ以前(2億年以前)の地質現象にもあてはまる。…

※「プレート運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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