出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…次の《野鴨》(1884)から社会問題が薄れて心理劇の傾向をみせるとされるが,近代人の自由喪失を見つめる目は一貫している。イプセンのリアリズムは,男性中心の小市民的生活に窒息させられる新しい女を描く《ヘッダ・ガブラー》(1890)で頂点に達したあと,91年に故国に戻ってから書いた《棟梁ソルネス》(1892)以下の晩年の作品では,シンボリズムの色合いを帯びてくる。特に最後作《私たち死んだものが目覚めたら》(1899)は不条理劇的雰囲気をもつ芸術家の自己審判の劇で,若きジョイスが熱烈な批評を書いたことでも有名である。…
※「ヘッダガブラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...