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ベニボタル ベニボタル Lycostomus modestus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベニボタル
ベニボタル
Lycostomus modestus

鞘翅目ベニボタル科。体長9~14mm。全体黒褐色ないし黒色で体は扁平で軟らかい。頭部は小さく,口吻状に前方に突出する。触角は 11節から成り,第5~10節は鋸歯状。前胸背は黄褐色毛を密生し,前縁は前方に突出し,中央に縦溝がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベニボタル
べにぼたる / 紅蛍
[学]Lycostomus modestus

昆虫綱甲虫目ベニボタル科に属する昆虫。日本各地のほか千島列島、中国にも分布する。体長9~14ミリ。体は長めで平たく、後方へ広がる。黒褐色で上ばねは暗色であるが赤い短毛を密生し、各四隆条をもち、間はしわ状。頭は吻(ふん)状に伸びる。成虫は夏季に山地の花上に多くみられる。
 ベニボタル科Lycidaeは広く世界各地に分布し、小形から中形の軟弱な体をもつ平たい甲虫で、約3500種が知られており、日本からは約100種が記録されている。体は多少とも平たくて長く、普通、後方へ広がり、上ばねには3、4条の隆条があって間が格子状から網目状のことが多く、前胸背面もしばしば数室にくぎられる。成虫は樹葉上や花上にみられるが、幼虫は肉食らしく、樹皮下や朽ち木、落葉中から発見される。[中根猛彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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