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ベルガンサ Teresa Berganza

世界大百科事典 第2版の解説

ベルガンサ【Teresa Berganza】

1935‐
スペインのメゾ・ソプラノ歌手。マドリード音楽院で学び,1957年エクサン・プロバンス音楽祭でモーツァルトの《コシ・ファン・トゥッテ》のドラベラ役を歌ってデビュー。その後とくにモーツァルト,ロッシーニの歌劇に称賛を博し,一方ではお国ぶりのスペイン歌曲にも高い評価を受けた。ほかにドイツ・リート,イタリア歌曲など幅広いレパートリーをもち,今日まで世界屈指のメゾ・ソプラノとしての地歩を保っている。75年初来日。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベルガンサ
べるがんさ
Teresa Berganza
(1935― )

スペインのメゾ・ソプラノ歌手。生地のマドリード音楽院で、エリーザベト・シューマンの弟子ローラ・ロドリゲス・デ・アラゴンLola Rodriguez de Aragon(1910―84)に師事するなど多面的な音楽の勉強ののち、1954年から演奏活動を開始。57年南フランスのエクサン・プロバンス音楽祭でオペラに初登場。美しい容姿と、明澄でつややかな声、細やかな表現により一躍有名になる。以後、世界の主要歌劇場でモーツァルト、ロッシーニを中心に歌い、77年にはビゼーの『カルメン』もレパートリーに加えた。その一方、スペイン歌曲を中心としたリサイタルも、その芸術的完成度の高さでたたえられている。1992年バルセロナ・オリンピックの開会式でほかのスペイン出身歌手とともに登場、式典に花を添えた。1975年(昭和50)初来日。[美山良夫]
『ピエール・マリア・パオレッティ著、南条年章訳『スカラ座の人』(1988・音楽之友社) ▽ヘレナ・マテオプーロス著、岡田好恵訳『ブラヴォー/ディーヴァ――オペラ歌手20人が語るその芸術と人生』(2000・アルファベータ)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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