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ベロット Bellotto, Bernardo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベロット
Bellotto, Bernardo

[生]1720.1.30. ベネチア
[没]1780.8/10.17. ワルシャワ
イタリアの風景画家。伯父 A.カナレットのスタジオで学び,彼自身もカナレットと呼ばれた。北イタリア各地を遍歴したのち,1747~66年にドレスデンでフリードリヒ・アウグスト2世の宮廷画家となり,67年ポーランドのスタニスワフ2世の宮廷画家となってワルシャワに住んだ。主要作品『ドレスデンの風景』 (1757,ドレスデン国立絵画館) ,『ワルシャワの風景』 (68,ポーランド国立博物館) の連作。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベロット
べろっと
Bernardo Bellotto
(1720―1780)

イタリアの画家。ベネチア生まれ。カナレット(アントニオ・カナル)の甥(おい)で、またその弟子。伯父と同様に自らカナレットと名のったため、両者の作品の間に混乱が生ずることになった。師と同様、実景を記録的に描いた都市風景画(ベドゥータ)で知られるが、冷ややかな色彩を用い、師以上に精密に対象を描写している。若いころはカプリッチcapricciと称する幻想的風景画も描いた。1747年ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト2世に招かれてドレスデンに赴き、66年まで主として同地にあって、ドレスデン、ピルナ、ケーニヒシュタインなどの風景を描く。この間、58~59年ウィーンに滞在し、61年にはミュンヘンを訪れている。さらに67年ロシアに向けてたった画家は、途次、ポーランド王スタニスラス2世の招きに応じてワルシャワに立ち寄り、そのまま宮廷画家としてとどまり、80年11月17日同地で没した。作品に『ドレスデン風景』(1747・ドレスデン国立絵画館)があり、類似のエッチング作品もある。[西山重徳]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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