ペリパトス学派(読み)ペリパトスガクハ

関連語 名詞 逍遥

改訂新版 世界大百科事典 「ペリパトス学派」の意味・わかりやすい解説

ペリパトス学派 (ペリパトスがくは)

逍遥学派ともいう。プラトンが遊歩しながら講義した習慣に由来する名で,本来アカデメイア出身のアリストテレスらを指したが,以後はもっぱらアリストテレス創立のリュケイオン校の人々を総称する呼名となった。2代目学頭テオフラストス,3代目ストラトンのもとでとくに自然学研究が継承・推進され,しだいに創立者教説から遠ざかって即物的傾向を強めていくが,前70年ころの学頭アンドロニコスAndronikos以来アリストテレス研究も復活する。
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ペリパトス学派
ペリパトスがくは

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