ボンダルチュク(読み)ぼんだるちゅく(その他表記)Сергей Фёдорович Бондарчук/Sergey Fyodorovich Bondarchuk

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボンダルチュク」の意味・わかりやすい解説

ボンダルチュク
ぼんだるちゅく
Сергей Фёдорович Бондарчук/Sergey Fyodorovich Bondarchuk
(1920―1994)

ロシア映画俳優監督ウクライナのベロジョルカに生まれる。俳優としては『若き親衛隊』(1948)でデビューし、『オセロ』(1956)で国際的に注目された。ショーロホフ原作『人間運命』(1959)、トルストイ原作『戦争平和』(1965~1967)、チェーホフ原作『曠野(こうや)』(1978)など重厚な文芸大作を監督、自らも出演している。

[岩本憲児]

資料 監督作品一覧

人間の運命 Sudba cheloveka(1959)
戦争と平和 Voyna i mir(1965~1967)
ワーテルロー Waterloo(1970)
祖国のために Oni srazhalis za rodinu(1975)
曠野 Step(1979)

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボンダルチュク」の意味・わかりやすい解説

ボンダルチュク
Bondarchuk, Sergei Fëdorovich

[生]1920.9.25.
[没]1994.10.20. モスクワ
ロシアの映画俳優,監督。主演作品『オセロ』 (1955) ,主演兼監督作品『人間の運命』 Sud'ba Cheloveka (59) ,『戦争と平和』 Voina i mir (65~67) 。

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