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ポイヤウンペ

朝日日本歴史人物事典の解説

ポイヤウンペ

アイヌ民族の口承文芸「ユーカラ」に登場する半神半人のヒーロー。語源的には「小さき陸地の者」という意味の普通名詞である。「蘆丸の曲」(アイヌの英雄詩曲)など多くの物語があるが,その内容は大同小異で,神の子とされるヒーローが人間の養父母に育てられるが,争いに巻き込まれ,巫術や超人的な戦闘力,シャーマンの能力をそなえた少女の助けなどによって,無事に故郷の「城」へ帰還するというものである。<参考文献>金田一京助『アイヌ叙事詩・ユーカラ集』Ⅷ,ニコライ・ネフスキー『アイヌ・フォークロア』

(小松和彦)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

世界大百科事典内のポイヤウンペの言及

【ユーカラ】より

…その土地がオタスツなら,ポンオタストゥンクルPonotasutunkurである。しかし,ときにはポイヤウンペPoyyaunpe(〈小さい陸地の者〉の意。poyはponの変化形)のように地名を省略して呼ばれることもある。…

※「ポイヤウンペ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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